〜季節誌しずく写真集「百肖」〜東三河の地産地消

豊橋、豊川、田原、新城、蒲郡「東三河」の地産地消を応援する季節誌しずく。創刊4周年を記念して100人の生産者さんを紹介する写真集「百肖〜ひゃくしょう〜」を平成27年秋に発行。このブログ内では、今回、百肖に登場する生産者さんの取材風景や生産者の素顔を紹介。

伊藤武治さん・徳子さん・久野愛子さん【北設楽】平地に豊根の恵みを

百肖「北設楽」伊藤武治
北設楽豊根村の大立地区で野菜やお茶などを育てている伊藤さん。

80歳をこえる現在でも精力的に野菜の栽培を続けている。

「畑仕事が好きだから」と。


百肖「北設楽」伊藤武治

やはり過疎化の進むこの地域、集落として現在は8軒程度。

昔のダム建設の関係で大きかった集落の半分はダムの下に。

林業が盛んだった時期は、豊橋や天竜川を使い浜松方面へと木材を出すなどで

この地域も賑わいを見せた時期もあると話す。


百肖「北設楽」伊藤武治


武治さんが小学のころはまさに第二次世界大戦の最中。

食糧のない時代だったこともあり、父が現在の家屋の目の前を自力で掘り起し、

平たくし、田んぼを作ったのが伊藤さん宅での農業の起源、

そのころ、武治さんはまだ小学3年生。



その後、小学6年生で終戦を迎えるまで、畑での収穫は

兄弟の多かった伊藤家の食卓の一部を支えたという。



百肖「北設楽」伊藤武治

林業の傍ら、父の始めた農業はやめることなく続けた、時代の流れで

山林に囲まれるこの一帯が過疎地域。

しかし、過去には大立地区の付近で石器や土器が見つかったこともあるらしく、

水源の近いところに恵みが生まれ、人の住む地域ができるのだと

改めて集落の集落たる所以を感じるお話を聞くことができた。



そして集落のある地域の土壌はやはり恵まれている。

人が住み着くには理由があるのだと…

百肖「北設楽」伊藤武治

そんな地域ではぐくまれた野菜や食文化を残し、

伝えなければと娘の愛子さんは時期が来た野菜を

できる時に、できるだけ豊橋へ運び、流通させることを始めたのが数年前。


百肖「北設楽」伊藤武治

八ツ頭里芋、長なす、ミョウガ、エゴマなど可能な限りだが

この大立地域の灯を消さず、届けることで未来へ繋げる。


新しくこの地域で農業を始める活動もスタートさせ、蕎麦やコメなどの栽培をスタートさせた。

この灯がこの先の未来へとつながり、大きくなることに期待を感じる取材になった。


季節誌しずくでも紹介しています、こちらから。


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photo by shizuku2015
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